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腹痛と吐き気(慢性膵炎)

・慢性膵炎(すいえん)

 

 

慢性膵炎とは、継続的なアルコールの飲みすぎなどで、
すい臓に持続性の炎症が起こって、膵臓の細胞が破壊されて、
脱落と線維化が引き起こされる病気です。

 

 

線維化:膵臓の細胞がこわれ、線維が増えて硬くなる状態

 

 

このような変化の多くは元にもどらないのです。

 

 

慢性膵炎の原因は急性膵炎と同様に、アルコールが最も多く、
次に特発性・胆石(たんせき)と続きます。

 

 

慢性膵炎の症状としましては、
お腹の上の方の痛み、腰背部痛があげられます。

 

 

痛みははがんこで持続性ですが、時々生じるものもあり、
また程度も軽度なものから高度のものまで人によりさまざまです。

 

 

そのほかの症状としては吐き気・嘔吐、食欲不振、
腹部膨満感(ぼうまんかん)などがあります。

 

 

慢性膵炎の検査は、慢性膵炎臨床診断基準というものがあり、
慢性膵炎は診断の確かさの程度により、
確診例、準確診例、疑診(ぎしん)例の3つに分類されています。

 

 

確診例とは、画像などで膵実質の減少と線維化の、
いずれかが証明されたものとされています。

 

 

準確診例は、これらの検査所見の程度が確診例ほどではないですが、
かなりの異常がみられて、いろいろな検査で評価を行います。

 

 

疑診例はさらに程度が軽く、各症状と膵酵素異常などが認められて、
慢性膵炎確診、準確診に該当しないものをいいます。

 

 

経過中に急激に悪化して強い症状が現れた場合は、
急性膵炎と同じ状態と考えられるので、同様の治療が必要です。

 

 

慢性膵炎の軽度から中程度の症状の場合は、
食事やストレスなどの生活習慣の改善が重要です。

 

 

具体的には禁酒を守り脂肪の多い食事を避け蛋白質も制限します。
また、過食を避けコーヒーを飲みすぎない、香
辛料の使用を制限する、心身の安静を保つなども重要となります。

 

 

腹痛が持続する場合は、痛み止めなどを使用します。
また、消化酵素薬や膵酵素阻害薬(すいこうそそがいやく)も、
軽症の患者さんには有効です。


 
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